2021-01-31から1日間の記事一覧

小説「真理の微笑」

三十六-2 そんな時だった、病室のドアをノックして、「ジャ、ジャ~ン」と言ってあけみが入ってきたのは。 そしてベッドに近寄ってくるなり、前回と同様に抱きついてきた。 今度はキスまでしようとした。「ねぇ、本当にあたしの事、わからないの」 私は頷…