2021-05-17から1日間の記事一覧

小説「真理の微笑 真理子編」

三十七-2 「何て人たちなの」 真理子は肩で息をしていた。 二人の刑事が出ていくと、「何あれ」と真理子はまだ怒っていた。「その誰かの失踪とあなたの事故がどう関係があると言うのよ。邪推もほどほどにして欲しいわ。もう刑事たちが来ても病室には入れな…