2020-05-11から1日間の記事一覧

小説「僕が、剣道ですか? 6」

三十 風車は、歩くのに支障がなくなってからは、遠くまで歩いて行った。歩くことから躰を鍛え始めていたのだった。 畑の草取りもしてくれた。 そして、怪我を負ってから一月が経った。僕は医者ではないから、風車の躰がどうなっているかは分からなかった。ま…