2020-05-10から1日間の記事一覧

小説「僕が、剣道ですか? 6」

二十九 風呂は風車と入った。 風車の足腰がまだしっかりしていなかったことと、前の習慣からだった。ただ、ききょうが一緒に入れないことに駄々をこねた。 駄々をこねるききょうに、「そんなに私と入りたかったか」と訊いたが、言っていることは分からなかっ…